歯科医院の内装設計をおこなう上で基準となる寸法がいくつか存在します。診療スタイルに合わせどのぐらいのサイズが良いかチェックしておくと物件選びの際もイメージしやすくなります。
ユニット(歯科診察室)
設計を行う前にお勤め先の横幅寸法を計測しておくとイメージしやすくなります。
歯科診察室の基本的な寸法は横幅 2m10cm 縦幅 3m を標準として考える。
(海外メーカーの場合:横幅2m30cm 縦幅3m10cmを標準とする)
使用用途や機種よって基本的な寸法は変わってきます。
まずは国内メーカー・海外メーカーのどちらを導入するかご検討いただければと思います。
※ミニマム寸法:横幅1m65cmで導入させていただいたケースもあります。
レントゲン室(CTセファロ付-デンタル)
レントゲン室の基本的な寸法は横幅2m30cm 縦幅1m70cmを標準として考える。
機種やメーカーによって基本的な寸法が変わってきます。
テナント面積とユニット台数
テナントの賃貸表記によっては有効面積が表示面積(坪数)より少ない可能性もあります。それは建築面積を算出する際、壁芯(壁の中心)を基準に計算する事が多いからです。賃貸面積では柱やPS(パイプスペース)も含まれる事があります。テナントを検討の場合は表示面積とは別に有効面責も気にしていただくとイメージしやすくなります。
・テナント10坪〜15坪:ユニット1台
・テナント15坪前後:ユニット2台
・テナント20坪〜25坪:ユニット3台
・テナント30坪前後:ユニット4台 以降…5坪プラスごとに1台増えて行くイメージ
※テナント形状や要望内容やによっても設置台数が異なってきます。ユニット台数が増えれば患者さん収容人数、従業員の人数も増えていきますテナント選びの際にご参考になればと思います。
クレスデザインは、内装デザインやクリニックの設計を行っています。これまでに学び得た知識・経験を活かし患者、スタッフ満足度を向上させるための最適なデザインをご提案いたします。新規店舗の開業やリニューアルで内装デザインや店舗設計の依頼をご検討されている方は、お気軽にご相談ください。